資産運用の極意は「お金の置き場」にある!?

2020年9月26日

お金は近くの銀行に入れておくもの、そんなふうに固定概念をお持ちではありませんか?
実は、世界の人々はお金にもっと旅をさせています。

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すぐに使わないお金を『円』以外に替えてみる

世の中には、いろいろな単位でのお金が存在します。ドル、ユーロ、円、ポンド、オーストラリアドル、スイスフラン、インドルピー、ブラジルレアル、中国元、などなど。

普通は住んでいる国の通貨を保有して、生活に使います。しかし、持っているお金は目の前の生活費しかない、というわけではないので、5年先、10年先、30年先、など遠い未来に使う予定のお金、あるいは使うアテのない余裕資金については、なにも自国の通貨で保有している必要はありません。

お金は世界を舞台に活躍させる

世界の投資家たちは(投資家といっても特別な存在ではなく、大多数は世界各国のただのサラリーマンです)、そうした余裕資金を、どの国のどんな資産で保有したらよいか、ある程度ちゃんと考えて行動しています。日本に住んでいるから日本円で、しかも減らしたくないから(しかも額面のことだけ考えていて実質価値には思いが及びません)預貯金ばかりしている、そんな多くの日本人の感覚とは違って、「地球上のどこに自分の資産を置いたら、安全性や成長性の面で有利になるのか?」そんなことを考えています。

たとえば、みなさんが、何かとても価値のあるモノを手にしているとします。それを地球上のどれか好きな通貨の、好きな資産に交換できるとしたら、何に換えますか?

これから価値が上がりそうな、世界的に需要が高い物であったり、経済発展著しい国の通貨であったり、そうした国で活躍する企業の株式であったり、無数の選択肢の中からより有利と感じる資産に交換することでしょう。

日本は安全、円は安心、という誤解

「日本に住んでいるから」というだけの理由で、円の、それも額面を気にしての資産管理には問題があります。どの国の通貨が高くなるのかを考えるということはつまり、相対的に円の価値の下落を心配する必要があるということなのです。幸い、これまでは円高になる一方の歴史でしたので、円で資産を持つことは概ね正解だったということになりますが、少子高齢、財政不安、デフレなどの不安を抱える日本が、この先も円安にならずに済むと楽観し続けることには、少し無理があるように思います。

『〇〇〇ショック』は最大のチャンス

ビルゲイツ氏と富豪世界一の座を争う投資家、ウォーレン・バフェット氏は、正当に評価されていない安価な株式に投資する「バリュー投資」の権化ともいうべき存在ですが、彼を筆頭に、目鼻の利く投資家たちは、リーマンショックによる大混乱からの反騰を狙って、アメリカの株式や不動産市場、あるいはBRICs(ブラジル、ロシア、インド、チャイナ)などの新興国に投資をして、資産の急回復・急成長を狙い、結果として、世界のピンチを自身のチャンスに変えてしまいました。投資の世界には語り継がれる「相場格言」なるものがあります。たとえば、「相場は絶望の中で生まれ、懐疑とともに育ち、楽観のうちに終わる・・」といったセリフは、世の真理を見事に突いています。皆が絶望的になっている時こそ、投資のチャンスであると。

お金を世界に分散させる

投資をしない人にとっては、「投資」という言葉自体がどこかギャンブルめいた、危険な香りがするのかもしれませんが、そもそも投資は「資産を投じる」と書きます。「投げる」も「置く」も一緒です。先ほどの地球上のどこにお金を置くか?という問題と同じなのです。

いつもとはちょっと視点を変えて、日本にいるからといって日本中心に考えるのではなく、地球の上に立ってみて、どこにお金を置こうかと考えてみてはいかがでしょうか。チャンスのありそうな世界各国にお金を分散投資させることこそ、資産運用の極意の1つなのです。

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